News・Workお知らせ・実績

Cherishdoll登録モデルのご紹介 vol.6 相馬丹遥さん

コラム2017.07.07

Cherishdollでは、綺麗なだけではない、様々な魅力を持つモデルが、幅広いお仕事に取り組んでいます。

弊社登録モデルの魅力がより伝わるよう、2017年よりインタビュー形式の連載を始めました♪

第6回は、こちらのモデルです!

トライリンガルモデル

モデル、日中英3か国通訳、photo posing講師�

相馬丹遥

上海出身の、3か国語を使いこなすトライリンガルモデル。

モデルのみならず、スキルを活かして様々なことに取り組まれる相馬さんを、運営部がインタビューしてきました!

中学生の頃に上海でCMに出演

運営部:プロフィールに上海生まれとありますが、ご両親が中国の方でしょうか。

相馬さん:そうです、両親とも上海生まれです。日本へは10年前に、留学で来ました。もともと日本が好きで、興味があったので。そのまま日本で就職して、現在に至ります。

運営部:では、ご実家は上海にあるということですね。

相馬さん:はい、家族は今も上海にいます。

運営部:留学では、何を勉強されていましたか。

相馬さん:大学にも少し通いましたが、最終的にはバンタンキャリアスクールでファッションデザインの勉強をし、ファッション関係の仕事もしていました。

運営部:プロフィールでは、芸能活動をスタートしたのが中学生とありますが、これは上海にいた頃ですね。どういったきっかけだったのでしょうか。

相馬さん:それが、すごく面白いきっかけで。その頃上海では学生制服を広めたいということで様々なプロモーションが行われていたのですが、たまたまプロデューサーが私の通っていた学校に来たのです。それで、どうしてか副校長に指名され…(笑)。私ともう一人同級生の男の子と二人で制服のCMに出演したことが、初めての芸能活動になりました。その撮影が楽しかったのと、テレビに出られるというのが嬉しくて、芸能活動っていいなと思ったのがきっかけです。

運営部:とても珍しいご経験ですね。それから、ご自身でも何かオーディションを受けたりし始めたということでしょうか。

相馬さん:そうですね。その後留学で日本に来ましたが、勉強だけでなくそういった活動もしてみようかなと思い、日本でもモデルの活動を始めました。

トライリンガルモデル

運営部:上海と日本、2か国でそれぞれ芸能活動をされて、何かそれぞれの国で違いを感じたことはありますか。

相馬さん:そうですね、分かりやすい違いですと、まずは「身長」の違いを感じました。上海に限らず中国人全体の平均身長と日本人の平均身長を比べると、中国人はかなり背が高いと思います。上海にいた頃はモデルとして背が低い方でしたが、日本だと、そこまで低い方ではないようで。ですので、あちらでは挑戦できなかったような仕事にも挑戦できますし、日本に来たことでチャンスが増え、仕事の幅も広がりました

撮影を通じて毎回新しい自分を知ることができる

運営部:確かに、アジアのスーパーモデルに中国人が多いですし、何よりも圧倒的に人口が多い分、スタイルの良い人の割合も多いのでしょうね。事前にお答えいただいたアンケートによりますと、自分で今まで気づいていなかった部分を撮影していただくことが楽しいとありますが、相馬さんはご自身をどのようなモデルだと考えていますか。

相馬さん:そうですね、まず、雑誌や様々な媒体でポーズなどを自分なりに研究をしているつもりですので、様々なパターンを表現できるモデルだと思います。それから、顔立ちが少し濃いので、化粧はもちろん、背景やスタイリングよってまったく雰囲気が違う撮影をしていただけると思います。…と、自分ではそのように思っていても、撮影していただいて初めて知る自分の表情や角度、雰囲気があるので、カメラマンさんとのコミュニケーションも含め、撮影は毎回勉強です。「こういうポージングや表情で、このような表現ができる」というのを覚えると、別の撮影で生かせることも多く、モデルとしての自分の引き出しをどんどん増やすことができます。モデルという仕事は、撮影を通じて新しい自分を知ることができる、とても素敵な仕事だと思っています

運営部:とても勉強家なのですね。日本に来てから、逆に仕事で中国に行かれたことはありますか。

相馬さん:案件はあったのですが、たまたまタイミングが合わず行けませんでした。ただ、出身が上海ですのでもともとあまり地方には行ったことがなく、同じ中国でも上海以外に行くのは別の国に行くような気分でして (笑)。地方ですと1週間以上の滞在が多いので、スケジュール的にもなかなか引き受けられることが少ないです。

運営部:中国語も日本語も堪能な、日本で活動するモデルとなると、お仕事の依頼自体はとても多そうですね。

相馬さん:はい、特に最近は展示会の通訳コンパニオンのようなお仕事が多いです。

「逆輸入」モデルを目指して

運営部:オリンピックも控えているので、ますますそういったお仕事が増えていきそうですね。今後も日本をベースに活動されていく予定でしょうか。

相馬さん:実は、「逆輸入」というのを目標にしていまして。いずれ上海に戻るというよりは、あちらで名前を知られるようになりたいと思っています。まずは、しっかりと日本をベースにお仕事を続け、より活躍できるように頑張ります。

トライリンガルモデル

運営部:素敵な目標ですね。楽しみにしています。少し話題が変わりますが、趣味や好きなことを教えていただけますか。

相馬さん:絵を描くことが好きで、趣味もそれに関連することが多いですね。ネイルアートも全て自分でしていますし、もともと勉強していたファッションデザインも好きなのでよくデザイン画も描いています。それから、最近LINEスタンプを制作しようかなと計画中で…(笑)。あとは、吹替ではない洋画を見ることが好きです。

世界一気が強い上海の女性

運営部:プロフィールに英語も話せるとありますが、上海の方は英語を話せる方が多いのでしょうか。

相馬さん:はい。中国語の文法と似ていますし、巻き舌などの発音も似ているので、日本人よりも話せる人は多いと思います。日本語の発音は英語や中国語とはまるで違うので私も初めはとても苦労しましたが、日本人が英語の発音に苦労している気持ちがとても分かります。

運営部:私も、どうしてもカタカナ読みになってしまいます…。

相馬さん:私は逆に、カタカナが苦手で今も苦労しています。日本で生活していると身の回りにカタカナがたくさんあるので、すごく大変で…。SNSにアップする時、カタカナが苦手なので全て英語にしているくらいです(笑)

運営部:平仮名・カタカナ・漢字の3種類の言語が普通に混在する日本語…冷静に考えると、母国語でなかったら恐ろしいですね(笑)。上海にはどれくらいの頻度で帰っていますか。

相馬さん:全然帰っていないですね。最後に帰ったのは、昨年の6月です。

運営部:ご家族はもちろんのこと、上海にご友人も多いのではないですか。

相馬さん:生まれ育ったのは上海なので当然友達も多いですが、私の場合は日本に来てからできた友達も多く、どちらかというと日本人の友達の方が付き合いやすいので、あまり寂しさを感じたことはありません(笑)。よく中国の女性は強いと言われますが、特に上海の女性は世界一気が強いというのを聞いたことがありませんか?

運営部:初めて聞きました…(笑)。確かに中国の方は女性に限らず、しっかり自分の意見を持っていて、きちんとそれを相手に伝えるイメージがあります。

相馬さん:そう、本当にみんな強くて…(笑)。日本人は逆に、あまり自分の意見をぶつけないですよね。留学で日本に来た当初はとても驚きましたが、今では「上海の女性が強すぎた」のだと思うようになりました(笑)。

運営部:日本と中国、中国と上海。近いようで実は、文化や習慣は遠いかもしれませんね。生活圏は上海と日本ですが、使われる言語は3か国語なのですね。これだけ使える言語が多いと、「書く」ようなお仕事にも興味はありませんか。

相馬さん:すごくあります。少しずつですが、最近では通訳や翻訳のお仕事もやらせていただいています。ただ、日本語から中国語への翻訳は大丈夫なのですが、中国語から日本語への翻訳は、どうしてもニュアンスや言い回しが難しくて…。やはり日本人ではないので、誰かに確認していただきたいですね。現在は主に、ホームページの翻訳依頼や商談の通訳依頼などのお仕事が多いです。

東京ボーイズコレクションでのシンデレラ総選挙を経験して

運営部:モデルというだけでなく、ご自身のルーツを強みにとても幅広く活動されているのですね。今後特に、どういったジャンルのお仕事を増やしていきたいですか。

相馬さん:ファッションショーですね。今年の3月に、東京ボーイズコレクションのシンデレラ総選挙というものに出させていただいたのですが、そこで経験した大規模なショーの感覚が忘れられなくて。撮影の案件ばかりの中で、これまでもショーに出演したことはありましたが、それほどの規模のショーの経験は初めてで、とても楽しくて。ショーはライブのようなものですので、予期しないことが起こったり、1度きりの本番にコンディションやモチベーションを合わせたりと、すごく難しい部分も多いのですが、そういった難しい部分も含めて楽しいです。今後はショーに限らず、舞台全般、それからドラマや映画といった分野にも興味がありますね。

運営部:最近、女優さんや俳優さんで「逆輸入」と言われる経歴の方が増えていると思いますが、相馬さんも今後、よりご活躍されたらそういった肩書きで上海に戻る日が来るかもしれませんね。

相馬さん:そうなれたら素敵だなと思います。そういった方々はやはり、経験に裏付けされた不思議な魅力がありますよね。少なくとも2つの文化圏で生活経験があるというのは、見てきたものや感じてきたものが違うと思いますし、大きな財産になると思うので。私も上海に限らず、いずれ中国で名前が知られるように頑張りたいと思います。

トライリンガルモデル

運営部:ご活躍を期待しています。相馬さんは現在、SNSではどのような発信をされていますか。先程「書く」お仕事のお話などもさせていただきましたが、ブログなどもされていますか。

相馬さん:ブログも一応あるのですが、なかなかゆっくり向き合う時間がなく、あまり更新はできていません…。Facebookやインスタのような、気軽に更新できるものが中心になってしまっていますね。

運営部:SNS通じたお仕事の依頼なども多いと思いますが、現在Cherishdollではどのような案件のお仕事をされることが多いですか。

相馬さん:本当に幅広くて、撮影の案件から、言葉を使ったお仕事まで様々です。今の自分のスキルで出来るお仕事ならどのようなものでもやらせていただきたいと思い活動しているので、ひとつのジャンルに絞らず、色々なお仕事に取り組ませていただいています。

「撮影」というものに、様々な角度から取り組みたい

運営部:素敵な姿勢ですね!事前アンケートによりますと、最近ご自身で始められたお仕事もあるそうで…。

相馬さん:はい、ポージング講師です。私はこれまでずっと自分が撮影していただく側でしたので、その経験から、カメラマンさんや現場が求めることやモデルが出来る表現の仕方などを考える機会がすごく多くて。そうした自分の経験から得てきたものを人に伝え、何かの手助けができたらという想いを常々抱いてきました。かくいう私も、まだまだモデルとして勉強の日々ですのでレベルのことはできませんが、モデルという仕事や被写体になることに慣れていない方にノウハウをお伝えできたらと思い、講師という仕事を始めました。また、できたら今後自分も撮影をしてみたいと考えていまして。

運営部:カメラマン、ということでしょうか。

相馬さん:そこまで本格的ではないのですが、撮影する側の経験も、今後モデルとして活動する上で良い勉強になると思うので、取り組んでみようと考えています

運営部:1つのことを、様々な角度から勉強されるというのは本当に素晴らしいことですね。最後に、これだけはという一言をよろしくお願いします。

相馬さん:今年より来年、来年より10年後!これからも頑張りますので、よろしくお願いします。

運営部:これからも、そのような素敵なスタンスで多方面でご活躍されることを期待していますね。本日はありがとうございました!

相馬さん:こちらこそ、ありがとうございました。

トライリンガルモデル

【インタビュー後記】

エキゾチックで華やかな雰囲気の裏には、努力家で勉強家な一面がありました。

自分の限界を決めず、より成長につながるよう様々な新しいことに柔軟に取り組む姿勢は、

芯の強さと柔らかな雰囲気が共存する、相馬さんの魅力そのものだと思います。

日本に限らないフィールドで、今後のご活躍が楽しみです。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------

Cherishdollは、様々な背景やストーリーや肩書きを持つ、人間として魅力あふれる様々なモデルを

キャスティングできるネットワークを構築しております。

興味のある方、企業の皆様…キャスティングのご用命に関しましては

是非お気軽にお問い合わせ下さいませ!

ページTOPへ